(2017年10月25日と18年4月20日に登頂)
雄大な山並み 魅力
500㍍に満たない低山ながら、山頂からの山深い景観が登頂者を圧倒する。行程の半分ほどは整備された林道だが、登山道に入ると、道しるべの赤テープを探しながらの登行が続く。山歩きの面白さを存分に感じられる好コースだ。
最大の魅力は見渡す限りの雄大な山並み。その合間を蛇行するように延びる佐々並川の渓谷は山頂からの景観を形成するのに欠かせない素材となっている。人工物がまったく見えないことも人里離れた山深さを実感させてくれる。
林道は快適に歩を進められ、脇を流れる清流と小さな滝が癒やしてくれる。しばらく進むと現れる分岐は右へ。登山道に入ると緩やかな傾斜が続くが、道は分かりづらく、赤テープだけが頼りとなる。登山道入り口の標識を見落とさないように注意が必要だ。