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山陽小野田市で県の介護フェスタ

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県主催の介護フェスタinやまぐちは15日、おのだサンパークで開かれた。テーマは「笑顔でつながる支え合いのこころ」。ジャズシンガーの綾戸智恵さんの講演会、介護予防リハビリ体操の実演などを通じ、福祉と介護の仕事の魅力とやりがいを発信した。県社会福祉協議会など共催。

綾戸さんは90歳代の母親の介護体験を交えながら「介護を目指す人、働く人へのメッセージ│私と家族の健康論」と題して講話した。母に「いってらっしゃい」と仕事に送り出される喜びは何にも変えられないとし、家族の立場から「介護福祉施設の利用者は誰かの宝物のような存在」と理解を呼び掛けた。     自宅近所の人が介護に協力してくれた体験を取り上げ、「自立とは人と話し合って協力できることだと感じる。介護を受ける人の家族と交流を深めて」と話し、気軽に情報交換できる強い信頼関係を築くことが重要とエールを送った。

県介護福士会の会員が講師を務め、介護予防リハビリ体操のやり方と効果を指導。来場者は誤嚥(ごえん)や腰痛、転倒の防止に効果がある体操を通じ、高齢者への理解を深めた。現場でいきいきと働く人を発掘する「きらり☆輝く福祉・介護inやまぐち」でグランプリを受けた介護職員の2人が、仕事内容とやりがいを伝えた。     同店1階には介護と福祉を学べる学校、若手が感じる仕事の楽しさと1日の流れなどを紹介する50枚のパネルを並べた。現場で働く人の意見を写真付きで掲載しており、足をとめて読み込む若者やファミリー層も多かった。


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