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日報中学野球、桃山が厚狭下し優勝

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第15回宇部日報中学校軟式野球大会は17日、市野球場「ユーピーアールスタジアム」で準決勝と決勝を行った。決勝は、昨年と同じく桃山と厚狭の対戦となり、初回に大量点を奪った桃山が9-0(5回コールド)で厚狭を下し、5年ぶり3回目の優勝を飾った。宇部日報社主催。市教育委員会、市体育協会、市中学校体育連盟共催。

両チームとも大会を通じて初登板となる桃山・津川、厚狭・中原の両左腕が先発。初回の攻防が命運を分けた。

先攻の厚狭は、3番松本が安打で出塁したが、4番梶山が内野ゴロに打ち取られ、好機を逃した。その裏、桃山は相手のミスで1点を先制すると、5番中尾、6番津川の連続適時打などで一挙6点を奪い、主導権を握った。四回にはダメ押しの3点を奪い、勝負を決めた。

厚狭の中原は二回、三回を抑え、味方の反撃を待ったが、打線は回を追うごとに調子を上げる桃山の津川を攻略できなかった。

閉会式では、宇部日報社の竹本満夫専務が、桃山に優勝旗、厚狭に準優勝盾を手渡し「皆さんのすがすがしいプレーが印象に残った」とあいさつ。野口政吾市教育長は「今大会の経験を次につなげてほしい」と選手をねぎらった。

桃山の松本睦希主将(2年)は「昨年負けていた厚狭が相手だったので、雪辱できてうれしい。夏の選手権での優勝を目指したい」と喜びと次の目標を語った。

練習中のけがで、ベンチから仲間を鼓舞した厚狭の寺坂湖太郎主将(2年)は「自分が出られなかった悔しさもあるが、チームが一丸となって戦えた手応えもあった。次につながる試合ができた」と前を向いた。


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