小野田青年会議所(JC、上野順司理事長)が創立55周年記念事業として実施したフォトコンテストの表彰式が25日、おのだサンパークで開かれた。「魅力あるまち山陽小野田」をテーマに募集したところ1016点が寄せられ、グランプリには長尾美紀さん(24)=小野田=と戸谷悟さん(57)=赤崎4丁目=の作品が選ばれた。
同店で17~24日の8日間、一般とインスタグラムの両部門からえりすぐった87点を展示し、公開審査を行った。来店客1277人の投票結果を参考に入賞15点を選んだ。作品は動画として再構成され、9月から始まる山口ゆめ花博で古里のPRに役立てられる。
式では入賞者に表彰状と記念品が手渡された。上野理事長は「多くの応募があったことをうれしく思う。地域の魅力発信に役立てたい」とあいさつした。
長尾さんは、透明な水晶球越しにきららビーチの夏景色を撮影し、インスタグラムの部に応募。「本格的に撮影を始めたのは1年前から。気軽な気持ちで応募したので、グランプリと聞いて驚いた」と喜んだ。
戸谷さんは一眼レフカメラで、本山岬のくぐり岩を夕方の干潮時を狙って撮影し、一般の部に応募した。「市内には美しい自然がたくさん。引っ越してきたばかりなので、撮影を兼ねてすてきな場所を探したい」と話した。
応募作品の一部は同コンテストの特設ウェブサイトに掲載し、無料配布する。