夏休み最終日の2日、県立おのだサッカー交流公園で、水遊びイベント「はだしの時間」が開かれた。幼児から小学校低学年の親子連れを中心に400人が参加。天然芝コートに設けられた水鉄砲、魚釣り、スライディングなどのコーナーで、びしょぬれになりながら存分に水と戯れた。
2011年の山口国体を機に発足した元気な山陽小野田実行委員会(平戸邦英委員長)が主催。年間のメイン行事として10回の節目を迎えた。
夏休み中の子どもたちの人気を集め、来場者は年々増加。今年は会場の確保が難しく開催が危ぶまれたが、イベントを待ち望む市民らからの声に後押しされて決行した。「平成最後の夏に、どうにか開催できて良かった。子ども同士で道具を譲り合うなど交流も期待している」と平戸委員長。
ブルーシートを敷いてホースで水を流す「シートdeヘッドスライディング」では、子どもたちが勢いよく滑り込み、大きな水しぶきを上げた。ミニプールでの魚釣りゲームや水鉄砲もあった。スプリンクラーも格好の遊び場。シャワーのような水を浴びて、歓声が起こった。
初めて来場した江村翔太郎君(須恵小3年)は「芝の上ははだしでも痛くなくって、気持ちいい。ヘッドスライディングをしたら、すごく進んで面白かった」と夏休みの締めくくりに、忘れられない思い出をつくった。