子どもが自発的に考えて遊ぶ「うべ1日プレーパーク」は、8日午前11時から琴芝町2丁目の神原公園で開かれる。宇部志立市民大学特別コース「プレイリーダー養成講座」の最終回で、外遊びする子どもやその家族の参加を呼び掛けている。
プレーパークは「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーに、禁止事項をできるだけ少なくし、子どもの好奇心を大切にして、自由にやりたいことができる遊び場のこと。同公園では樹木、土などの環境や、ツリーデッキ、ターザンロープなど用意された道具を使いながら、好きなように遊びを考える。
子どもたちが遊び場で生き生きと活動できる環境をつくるプレイリーダーの養成講座は、5月12日から同日まで4日間8回の日程。受講生22人が実地研修として、子どもを見守り、補助をする。日本冒険遊び場協会の天野秀昭さん、こども環境学会の仙田満さんら7人の専門家が助言する。
午後3時まで。参加自由。事前申し込み不要。問い合わせは、市公園緑地課(電話34-8442)へ。当日は、同公園の南側隣接地に臨時駐車場を設ける。
コーディネーターを務める山口大工学部の小柴満美子准教授は「子どもが自らの力で課題を見つけて解決し、他の参加者と一緒に楽しい遊び場をつくっていく。翌9日午後1時から山口大工学部のD11教室である国際ストレス行動学会の『遊びや学び』をテーマにしたシンポジウムにもぜひ、足を運んでもらえれば」と呼び掛けた。