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産業観光バスツアー、18年度は参加者減

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宇部・美祢・山陽小野田産業観光推進協議会(徳原幹男会長)が監修する産業観光バスツアー「大人の社会派ツアー」の2018年度募集型の実績がまとまった。今年度の参加者数は、昨年度と比べて262人減の626人。毎年1番人気の「セメントの道」も初めて不催行となる日があるなど、参加が伸び悩んだ。結果を受けて25日、宇部観光コンベンション協会で開かれた同協議会宇部地区会議で事務局は「山口ゆめ花博が予想以上の人気で、客が流れたことなどが影響している」と分析を述べた。

募集型は6~11月に27コース38回を企画し、13コース21回を実施。催行率は昨年度より28%下がり55・3%だった。

今年度の受注型の実績(25日現在)も、前年度より10回249人減の13回303人だった。

地区会議では委員たちから「夜景ツアーやロケ地ツアーなど、新たな目玉をつくっていくべき」「パンフレットは表紙の印象をがらりと変えて、まずは手に取ってもらえるインパクトのあるものにして。何が売りなのかが分かりやすく、表は見やすく直してほしい」などの意見が上がった。

事務局は「県内の主要都市や、参加が少ない関西圏でのPRに力を入れ直す。パンフレットも、市外・県外の人に、もっと良さが伝わるように、デザインやレイアウトを再検討する」と話した。

「大人の社会派ツアー」は、CSR(企業の社会的責任)をコンセプトに、渡辺祐策、本間俊平、笠井順八を中心とした産業の歴史に物語性をもたせているのが特徴。企業OBらがエスコーターとなって案内し、普段目にすることのないものづくりの現場見学、地産地消の食事、体験などが盛り込まれている。


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