2018年第3期(9~12月)優秀安全運転事業所表彰の伝達式が5日、宇部警察署で行われた。初の銀賞に選ばれた陽気産業(柴川陽子社長、船木)の花田真吉会長が柏木義行署長から賞状と記念の盾を受け取った。
事業所への安全運転の呼び掛けとして、自動車安全運転センターが05年から実施している。
従業員20人以上の運転記録証明書を申請した事業所が対象。過去1年間の交通違反率と人身事故率を基に金、銀、銅賞、3年間の累積評価でプラチナ賞も設けている。今期は県内65社が申請し、プラチナ1、金5、銀4、銅2が選ばれた。
陽気産業は35人が申請し、違反率2・9%、事故はゼロ。同社では、毎週金・土曜日の就業時間終了後に会議を行い、情報の共有や気付きを話し合うなど、常日頃から安全運転への意識向上を図っている。
花田会長は「運送業に携わっているので安全運転は当たり前のことだが、受賞は大変光栄。今後も無事故と無違反に努めていきたい」と話した。