宇部市の女子バスケットボールクラブ・エンジェル（島本譲治監督）が、１６～１８日に鳥取市で開かれる第１回全日本社会人選手権に中国ブロック代表の１チームとして出場する。本大会を直前に控え、選手たちは最終調整に励んでいる。
２月に岡山市で行われた中国予選で優勝し、２位のクリスタルＢＢＣ（島根）と共に全日本への出場権を獲得した。
得意の守備から攻撃のリズムをつくり、得点につなげるのが理想。速いパス回しからの速攻と勝負強さを武器に、試合の主導権を握る。
メンバーの年齢は２３～４２歳。職業は教員、保育士、歯科衛生士と立場はさまざまだが、時間を捻出し週２回の練習に取り組んでいる。
選手権には全国９ブロックと開催県から男女各３２チームが出場し、トーナメントで頂点を争う。エンジェルは初戦で四国３位のＥ．ｐｒｉｎｃｅｓｓと対戦する。
浜口和美主将は「個々が判断力に優れ、状況に応じたプレーができるのが強み。一戦必勝で戦い、持てる力を出し切りたい」と意気込んでいる。
メンバーは次の通り。
▽監督＝島本譲治▽コーチ＝島本清美▽アシスタントコーチ＝添千賀子、窪田智江▽マネジャー＝恋河内悠希、斉藤浩美▽主将＝浜口和美▽選手＝浅利優、山中倫江、宮本彩弓、中村綾香、岡崎真侑、宗野千穂、大村のどか、淺田愛美、中島彩華、柴田美由紀、野原裕梨、越野まどか、金谷知子、河野夏美、岩崎綾子