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新川市まつり、5日は7万人が繰り出す【宇部】

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 新川市まつりは3~5日、宇部市の常盤通り、新天町名店街などで開かれた。最終日は17回目を迎えた公開結婚式「狐の嫁入り行列」、宇部商工会議所青年部による「星★町マルシェ」などがあり、歩行者天国となった会場は多くの人でにぎわった。令和最初の祭りは天気にも恵まれ、5日だけで7万人(主催者発表)が繰り出した。同まつり実行委員会(委員長・田中敏夫宇部商工会議所商業部会長)主催。
 
 新元号になって初の嫁入り行列の主役を務めたのは、宇部市西岐波の蔀(しとみ)拓哉さん(22)、恵美さん(26)夫妻。中津瀬神社を出発した恵美さんは、市役所交差点に設けられた特設ステージで拓哉さんと出会い、結婚の意思を確認。市民は風船を飛ばして二人の前途を祝福した。
 
 旧宇部井筒屋前からは、中津瀬神社のご神幸行列を先頭に、二人を乗せた人力車が歩行者天国となった常盤通りをパレード。多くの人の「おめでとう」に、キツネのポーズと笑顔で応えていた。
 
 二人は「これだけたくさんの人に祝福されて本当にうれしい。支えてくださる人への感謝を忘れず、いつも笑顔あふれる家庭を築いていきたい」と感無量だった。
 
 119店舗が出店した「星★町マルシェ」会場も午前10時半の開場から終日混み合った。飲食ブースでは、お昼時を中心にどの店舗も行列ができ、歩行者天国は人であふれた。両サイドの側道には、縁石に腰掛け食事する家族連れの姿が多く見られた。
 
 今年で3年目を迎えた「ワンコイン・パスポートdeスタンプラリー」とタイアップした馬替え抽選会は、10時前から行列ができる盛況ぶり。子どもまつりが行われた新天町名店街、働く車が集結した宇部井筒屋前の常盤通りは、子どもの笑顔であふれた。


 旧宇部井筒屋前では、市がスペイン・カステジョ市との姉妹都市提携を記念した「スペイン食の祭典」を開催。ワイン、オリーブオイルの試飲試食、地元の米、野菜を使ったスペイン名物「パエリア」の販売などがあり、多くの人が関心を寄せていた。パエリアを食べた安永詩さん(上宇部小2年)は「出来たてですごくおいしかった」と満足した表情だった。

 

 

 

 


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