宇部市は、国民健康保険の脳ドックの受診を受け付けている。市内６カ所の医療機関で受診でき、費用は９８００円。消費税増税後は変更する可能性がある。
対象は国保の被保険者で、今年度中に４０～７４歳になる人。２０１７、１８年度に受診した人は除く。今年度に受診した場合、特定健康診査を受けることはできない。閉所恐怖症やペースメーカー装着者、入れ墨のある人らは事前に医療機関へ相談する。
内容は問診、身体測定、血圧測定、尿検査、心電図、血液検査、推定１日食塩摂取量検査、脳外科（問診、ＭＲＩ、認知機能検査）。
希望者は国保被保険者証と特定健康診査受診券を市保険年金課１７番窓口、北部総合支所北部地域振興課、各市民センターへ持参する。問い合わせは国民健康保険係（電話３４―８３３８、ファクス２２―６０１９）へ。
同課では「人数にはまだ十分に余裕がある。積極的な申し込みを」としている。
県保健統計年報によると、１７年の宇部市民の死因の１位はがん、２位が心臓疾患、３位が肺炎、４位がくも膜下出血、脳梗塞などの脳血管疾患となっている。
受診できる医療機関は次の通り。
▽宇部興産中央病院▽おばやま脳血管心臓病クリニック▽くろかわクリニック▽セントヒル病院▽南園クリニック▽よしかわ脳神経外科クリニック