小羽山ふれあいセンターで9日、うそ電話詐欺被害の防止をテーマにした講演会があった。自治会委員ら95人が、県警生活安全企画課の犯罪被害防止アドバイザーの松﨑久郎さんから手口と見破り方を教わった。同校区コミュニティー推進協議会防犯部会主催。
松﨑さんは、市や税務署職員を偽って還付金の案内をする「還付金詐欺」、身に覚えのない料金をメールなどで請求する「架空請求」、息子などを名乗って金銭の工面を求める「オレオレ詐欺」の事例を紹介した。
「携帯電話の番号が変わった、風邪を引いたなどの言葉は間違いなく詐欺」としながら、「まずは電話帳に番号を載せないこと。通話録音装置を導入し、犯人からかかってきても電話をすぐに切ることを心掛けて」と呼び掛けた。