厚東学童保育クラブの竹細工教室は7月30日、厚東ふれあいセンターで開かれた。児童34人がのこぎりや小刀を使い、竹ぽっくりと花挿し作りに挑戦した。
同クラブとして初めての試み。講師は宇部物流研究会の会員7人が務めた。参加した児童の半数近くがのこぎりを使ったことがない中、会員の指導の下、竹を切り、小刀を使って仕上げた。1年の光井優さんと藤永万結さんは「のこぎりを使うのは最初は怖かったけれど、うまくできて良かった」と笑顔を見せた。
同会の山下博幹事は「なるべく子どもたちに作業をしてもらうことを意識した。夏休みの工作にも生かしてもらいたい」と話した。