第12回西岐波ふるさと夏まつりは24日、JR床波駅前の交差点から権代橋付近までの旧国道を歩行者天国にして行われた。パレード、ステージイベント、盆踊りなどが行われ、時折雨がぱらつくあいにくの天気だったが、地域住民は楽しいひとときを過ごした。同まつり実行委員会(中村達章委員長)主催。
オープニングは、にしきわ音頭パレード。西岐波中吹奏楽部と同部OB60人を先頭に、地元のたちばな、明光両幼稚園児、婦人連絡協議会、小・中学生が参加した。恒例の西岐波中有志の飾り山は今年が最後。中学校区の地域連携教育協議会のイメージキャラクター「きわりん」が通りを練り歩き、パレードを盛り上げた。来夏は新企画で出演する予定。
JA山口県西岐波支所前の特設ステージでの開会行事では、中村委員長が「時代は令和となったが、西岐波の伝統文化を継承し、この夏まつりを続けていきたい」とあいさつ。久保田后子市長も祝辞を述べた。
ステージイベントはたちばな幼稚園児による太鼓演奏で開演。よさこい、ダンスの披露などもあった。歩行者天国には、かき氷など定番の露店が並び、多くの人が列をつくった。灯籠流しが行われた沢波川沿いは、幻想的な光を眺めながら、のんびり過ごす家族連れなどでにぎわった。