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インフルエンザ流行拡大

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 宇部市内で、インフルエンザの流行が拡大している。市医師会(矢野忠生会長)のまとめによると、1月8~14日の1週間の患者数は1568人と、今シーズン最多となった。同会では、毎年1月の第3水曜日(今年は17日)をインフルエンザの日と定めており、外出後のうがいと手洗いの励行、マスクの着用など、一人一人の心掛けによる感染拡大防止を呼び掛けている。
 今シーズンは11月6日の週から調査を開始し、市内161の医療機関と休日・夜間診療所のデータを取りまとめて1週間単位で公表している。12月25日の週に1175人と初めて患者数が1000人台に達し、1月1日の週には1342人となり、増加傾向にある。過去3年、年末に1000人を超えたことはなく、例年に比べて2、3週間程度、流行期が早い。
 医療機関の所在地による校区別の患者数は、西岐波が最多の173人、次いで黒石の141人。東岐波(119人)、新川(104人)、西宇部(101人)も100人を超えており、全域で流行しているのがうかがえる。年齢別では、5歳以下が157人、6~9歳が182人、10~19歳が202人、20~64歳が804人、65歳以上が223人だった。
 県内68の定点医療機関のデータを集計する県感染症情報センターによると、1月第1週の迅速検査診断結果はA型陽性が516例、B型陽性が383例だった。同じ時期の比較では、昨シーズンがA型357例、B型6例、2年前がA型48例、B型11例と、今シーズンはB型の占める割合が多いのも特徴として挙げられる。
インフルエンザとみられる集団風邪で、西岐波小2年1組と西岐波中1年5組が学級閉鎖となった。期間はいずれも16~18日。

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