山口市古熊1丁目の古熊神社(真庭宗雄宮司)で1日、小学校の新1年生を対象とした勧学祭があり、親子24組が、学問の上達や健康を祈願した。
同神社では、学問の神の菅原道真を祭っており、1872年の学制発布による小学校設置以来、毎年行っている。桜が咲き誇る中、子どもたちはランドセルを背負い、家族に連れられて境内に足を運んだ。
神前にランドセルを並べ、正座して静かにおはらいを受けた。真庭宮司は「朝は自分で起き、学校のお兄さん、お姉さんと一緒に、一生懸命勉強しましょう」などと呼び掛けていた。
大内小に入学する翔馬君と参拝した伊世裕子さん(38)は「成長してお兄ちゃんになったんだなと思う。元気に楽しく通学してくれれば」と笑顔を見せた。