自治体対抗形式でスポーツをした住民の参加率を競うチャレンジデーは30日、全国121市町村で行われた。4年連続4回目となった宇部市の参加率は54・9%で、初の50%超えを達成し、対戦した神奈川県座間市の53・2%を1・7ポイント上回った。31日朝には2年ぶりの勝利を祝い、久保田后子市長が市役所玄関前に両市の市旗を掲揚した。
宇部の参加者は人口16万6706人(2月1日現在)に対して、昨年の7万6605人を超える9万1520人、座間は12万9435人(同)に対して6万8830人だった。
久保田市長は「チャレンジデーに対する認識度が格段と上がり、浸透してきたことで市民の参加・行動しようという気持ちの輪が広がったのが勝因。来年も10万人を目標に、さらに挑戦をしていきたい」と抱負。これからも市民が気軽に健康づくりに取り組める環境を整えるなど、市としてコミュニティーを支え、応援していくとした。
両市の健闘をたたえ合う市旗の掲揚は6月6日まで。座間市でも、両市の市旗が掲げられている。
全国121市町村の総参加者は331万5699人で、平均参加率は61・2%だった。