山口農高(德重正昭校長)の環境科学科森林資源コース2年生12人は、山口市宮野上の県農林総合技術センター林業技術部で林業作業体験研修を受けている。21日は、刈り払い機を使用して草刈りの実習に取り組んだ。24日まで。
同センター敷地内の野原で、1人ずつ草を刈っていった。ヘルメットや軍手を着用して安全面に配慮し、「右から左に向かって刈る」「右足を前に出す」などのポイントに従って、慎重に回転刃を動かしていた。
村瀬元香君は「刈り払い機を使うのは初めてで緊張した」と話した。
4日間の座学や実習を通して、「刈り払い機作業に係る安全衛生教育」「伐木等の業務に係る特別教育」の資格を取得できる。林業への興味を深めるとともに、資格取得を目指して毎年開催している。