本物と触れ合う会は23日、山口市黒川の平川幼稚園(野村不二子園長)で開かれ、福岡市の人形劇団やじろべえが公演した。園児68人と保護者、地域住民などを合わせて約200人が、人形のユーモラスな動きを楽しんだ。平川コミュニティー推進協議会の教育・健全育成部会(稲田亮部会長)主催。
団員の3人が、人形劇の「きのいいへびくん」「おまえうまそうだな」、パネルシアターの「たまごでおりょうり」を演じた。「おまえうまそうだな」では、肉食恐竜と草食恐竜の不思議な親子関係がコミカルな動きで表現され、会場の笑いを誘っていた。
年長の村井花帆ちゃんは「恐竜の人形劇が面白かった。また来てほしい」と顔をほころばせた。
本物と触れ合う会は、同部会が市の交付金を活用し、子どもたちに夢や希望を持ってもらおうと2011年から平川小・中で始めた。アナウンサーやスポーツ選手、マジシャンなど〝その道のプロ〟を招き、地域住民も参加できるのが特色。同園でも12年から毎年行われている。