宇部興産中央病院(清水昭彦院長)は6日、看護学生への教育支援として、看護職の養成課程を持つ宇部看護専門学校、宇部フロンティア大など市内外の4校に各5万円相当の専門書を贈った。
地域医療支援病院の承認を機に2014年度から続けている地域貢献活動。山口鴻城高(山口市)、YIC看護福祉専門学校(防府市)も含めた各校では、図書室に「宇部興産中央病院文庫コーナー」を設けて開架している。
同病院での贈呈式には各校から2人が出席。清水院長は「医学の進歩に見合った看護学を身に付ける上で少しでも助けになれば」とあいさつ。末永佳子看護部長が「知識に詰め込み過ぎはない。しっかりと活用して」と各校の代表者に目録を手渡した。
学生を代表し、同大人間健康学部看護学科1年の林流来さんが「中央病院文庫の専門書を実習前などに活用することで看護師への道を歩めている。多くの場面で活躍できる看護師になれるよう精進していきたい」と謝辞を述べた。