ゴールデンウイーク後半の２日から５日までは朝から晴天に恵まれ、山陽小野田市民の憩いの場、江汐公園では大勢の家族連れでにぎわった。新緑で彩られた園内を散策したり、スポーツを楽しんだりしてリフレッシュ。第１駐車場は連日、県内外の車でほぼ満車状態だった。
同公園では遊歩道周辺で自生するツツジこそ終盤を迎えたが、新緑がまぶしい季節。子どもたちは芝生が広がるグリーン広場でボール遊びや駆けっこを楽しみ、冒険の森ではローラー滑り台やさまざまなアスレチック遊具を楽しんでいた。
強い日差しも木々に遮られると気持ちが良く、江汐湖の水面も暑さを忘れさせた。昼食時には木陰やベンチに腰を下ろし、弁当を囲んでピクニック。管理棟内の食堂も大忙しだった。
４、５の両日には山陽山草会（田中康会長、２２人）が管理棟にイワチドリ、カンアオイ、ウラシソウなど力作１６０鉢を展示。来場者は会員から山野草の魅力や育て方を熱心に聞き、即売コーナーで品定めをした。
事務局の寺迫順一さん（７０）は「開始前から多くの人が並んだ。５月の恒例イベントとして定着している」と喜んでいた。