水や環境についての理解を深めようと「さんようおのだ水道展・環境展」は1日、山陽小野田市のおのだサンパーク2階の大催事場で始まり、訪れた人が水の浄化実験を体験したり、地球温暖化のメカニズムなどについて学んだりした。市水道局、市環境課主催。2日まで。
水道週間(1~7日)、環境月間(6月)にちなんで毎年、開催しているが、今回は初めて合同で企画した。
会場には〝水〟をテーマにした市内小学生の図画や習字約500点がずらり。厚狭川、有帆川に生息するドジョウ、カマツカ、テナガエビなども水槽で展示されている。普段は目にすることのない水道管のカットモデルも並べられ興味を誘っている。アンケートに答えた人には、災害時の緊急飲料水や水道事業のPRのために製造している、まろやかな飲み口の「森響水」をプレゼントしている。
浄化実験の水道教室(午前、午後の2回)、水源育成林の間伐材を使った木工教室(午前10時~午後4時)もある。
環境の展示部門は、地球温暖化のメカニズムや防止対策、身近な生活環境、緑のカーテン、食品ロスなどをテーマにしたパネルが並び、自分たちがやるべき地球に優しい試みを学んだ。
省エネ電球比較実験は、白熱電球、蛍光灯、発光ダイオード(LED)を点灯させるのに自転車発電機をどのぐらいの勢いでこがなくてはならないかを体感するコーナー。軽くこいでも明るく点灯するLEDに子どもたちは歓声を上げていた。