会員拡大と人材の育成
４月に会長に就任。前会長の岡井貴経さんから引き継ぎ、「覚悟～意識せよ行動せよ」をスローガンに掲げ、会員４７人を引っ張っている。
「世間を知ろう、勉強しよう」という思いを持って、２３歳で青年部に入会。同期の井上剛治・統括副会長とともに１９年目を迎えた。さまざまな役職に就き、イベント開催などを経験する中で、多くの人に支えられながら成長してきた。
会長に就任し、３５年の青年部の歴史が培ってきた重みに改めて気付いた。会長の立場だからこそ得られる経験を、後輩たちに余すことなく伝える大事さ、難しさを、今ひしひしと感じている。
今の青年部の課題は会員拡大と若い役員の育成。今年度は研修事業に力を入れる。研修などを担当する委員長は、今年度初めて理事となった会員に任せた。役職に就き、責任が増すほど成長につながることを身を持って経験しているからだ。
１０月に３５周年式典を控えるが、４０周年に向けたスタートの年だとも考えている。「苦しい時こそ前を向いて進んでいける人材を育成することが、青年経済人の集団たる青年部の未来につながる。今あることに全力で立ち向かっていこうと呼び掛けていく」と、意気込みを語った。