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「花の海」のイチゴ狩り人気

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雪や雨で行楽にはあいにくの天候となった10~12日の3連休。そんな中、埴生干拓地のシステム生産農場「花の海」では最盛期を迎えているイチゴ狩りが、3日間で2000人を超えるほどにぎわい、来場者は真っ赤に実ったイチゴをおいしそうに頬張っていた。

今季は昨年11月にオープン。厳しい寒さの影響で生育が遅れることもあったが、徐々に回復しているという。ビニールハウスの中ではおなじみの「かおりの」に加え、「よつぼし」「恋みのり」の3品種が熟れ、来場者を楽しませている。

10日は624人が訪れ、通常通りの午後5時まで営業したが、11日は1324人が訪れたため、全3棟のビニールハウスを次々と開放して対応し、同3時には終了。12日にはイチゴの生育が間に合わず、100人までの入場制限を設けた。

防府市の瀬戸中宏明さんは家族に加えて、兵庫県淡路市に住む友人一家と共に9人で訪れた。長女の凪ちゃん(5)は「いっぱい食べた。おいしかった」と笑顔。瀬戸中さんはイチゴ狩りの後、友人一家を観光地に案内したいと話していた。

花の海総合交流部売店課の金子陽平課長は「今季は寒い分、糖度が増している。今週末には多くのイチゴが来場者を迎えてくれると思う。イチゴは夕方から夜間にかけて糖分を蓄えるので、午前中の来場がお勧め」と話していた。


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