宇部市は22日から5月10日まで、国民健康保険の脳ドックの受診を受け付ける。市内6カ所の医療機関で受診可能。自己負担は9800円で、消費税増税後は変更する可能性がある。定員は500人で、応募多数の場合は抽選する。満たない場合のみ、来年1月17日まで延長する。
対象は国保被保険者で、今年度中に40~74歳になる人。2017年度、18年度に脳ドックを受診した人は除く。今年度に受診した場合、特定健康診査を受けることはできない。閉所恐怖症やペースメーカーを着けている人、入れ墨のある人は予約時に医療機関へ相談する。
検査内容は問診、身体測定、血圧測定、尿検査、心電図、血液検査、推定1日食塩摂取量検査、脳外科(問診、MRI、認知機能検査)。
希望者は国保被保険者証と特定健康診査の受診券を市役所保険年金課17番窓口、楠総合支所北部地域振興課、各ふれあいセンターへ持参する。問い合わせは同課国民健康保険係(電話34-8338、ファクス22-6019)へ。
16年の県保健統計年報によると、宇部市民の死因は1位がん、2位心臓疾患、3位肺炎で4位くも膜下出血、脳内出血、脳梗塞などの脳血管疾患となっている。
実施医療機関は次の通り。
▽宇部興産中央病院▽くろかわクリニック▽南園クリニック▽おばやま脳血管心臓病クリニック▽よしかわ脳神経外科クリニック▽セントヒル病院